蛍光灯・乾電池の完全リサイクル
蛍光灯、水銀灯、ネオン管などのランプ類、アルカリ電池、マンガン電池は全量を野村興産(株)イトムカ鉱業所でリサイクルします。
日本で唯一、水銀を含めた完全リサイクルが可能です。リサイクル品の行き先も明確です。
埼玉県上尾市、宮城県仙台市の弊社積み替え保管場所を使用し効率的に運搬を行います。
弊社の蛍光灯・乾電池処理の特徴
適正に蛍光灯・乾電池のリサイクルを行うため、野村興産株式会社イトムカ鉱業所にて全量をリサイクル致します。
野村興産株式会社イトムカ鉱業所は、含有する水銀を回収、精製し製品として販売している日本で唯一の処分会社です。
その他のリサイクル品(ガラスカレット、アルミチップ、鉄くず、亜鉛さい等)の販売先も明確で、最もまじめで安心できる処分委託先といえます。
(PDFファイルが開きます / 3.5MB)
その他のランプ類・電池類のリサイクル
HIDランプ類(水銀灯、ナトリウムランプ)、各種ディスプレイのバックライト、鉛蓄電池、アルカリ電池、NAS電池、リチウム電池、ニカド電池、ニッケル水素電池等々様々なランプ類、電池類の処理に対応致します。
収集運搬方法
1. | 弊社で収集運搬を行い、埼玉県上尾市、又は宮城県仙台市所在の弊社積み替え保管場所から北海道にある野村興産株式会社イトムカ鉱業所へ運搬致します。 |
2. | 埼玉県上尾市、又は宮城県仙台市の弊社積み替え保管場所に直接お持ち込みいただくことも可能です。その場合積み替え保管場所までの収集運搬費は発生致しません。 |
使用済み蛍光灯・乾電池 収集運搬の流れ(バンリキリサイクル上尾経由)
使用済み蛍光灯・乾電池 収集運搬の流れ(バンリキリサイクル仙台経由)
水銀含有廃棄物
水銀を含んだ、以下のような廃棄物を安全に収集運搬を行い、北海道の野村興産(株)イトムカ鉱業所で水銀のリサイクルを行います。
- 試薬、廃液等実験や研究で使われた物
- 体温計、温度計、気圧計等の器具類
- 水銀スイッチ、整流器等の電機部品
- 活性炭、キレート樹脂等工場や処理施設で使われた物
乾電池や蛍光灯と同様のルートで運搬致します。
バックライトの処分
パソコンディスプレイや薄型テレビとして近年一般的となっている液晶ディスプレイですが、液晶自体は発光しないため、液晶の背面にバックライトと呼ばれる発光装置が取り付けられています。
現在、この発光体として細い蛍光灯が多数用いられています。これから耐用年数を迎えたり、地デジへの切り替え等に伴い廃棄される物が大量に発生することが予想され、その適正処理のために法律の整備がなされました。
平成20年12月5日〜平成21年1月5日に環境省の行ったパブリックコメント募集の中でつぎのような意見が寄せられました。
「バックライト(蛍光管)に含まれる水銀がガス状のモノだけでなく、ガラス内面に付着したものも考えられるが、これについても処理基準の対象となる場合は、その処理方法も示されたい」
資料 : | 特定家庭用機器一般廃棄物及び特定家庭用機器産業廃棄物の再生又は処分の方法として環境大臣が定める方法の一部を改正する告示案のご意見に対する考え方(PDFファイルが開きます / 55KB) |
この意見に対し、「改正する告示に反映させる(対策を盛り込む)」という回答がなされました。その後の環境省による対応として、環境省告示、廃掃法施行規則の改正及び新旧対照表のように改正(平成21年4月1日より適用)がなされました。
資料 : 環境省告示第九号(PDFファイルが開きます / 80KB)
ポイントは、家電リサイクルに於ける液晶バックライトの処理方法は焙焼による(水銀回収)方式に限定的となっている点です。
具体的には『環境省告示第九号』のファイルの2ページ目の(2)と(3)の部分に記載されています。
(3)のばい焼処理は野村興産株式会社の処理システムを指しております。低温焙焼を行うシステムは焙焼になりません。
(2)の薬剤処理ですが、野村興産によるとそれに該当する様な処理方法は無いのではないかとの事でした。また、「練り混ぜ」とありますが、コンクリートに混ぜての埋立処理はこれに該当しません。